子どもと岡山と

岡山に来て経験したこと。誰かの役に立ったらいいな。

簡単にみえない簡単ゼリーの作り方

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暑い季節に食べたくなるのが冷たいデザート。

 

今の梅雨の時期、大人にとっては肌寒くても子どもにとっては蒸し暑い。

学校帰りは手作りひんやりデザートで迎えてあげると大喜びです。

 

今回は手作りゼリーの話。

 

ゼリーって実はすごく簡単。

簡単すぎて簡単ってみんなが知ってる。

 

なので、簡単小技を入れて簡単にみえないゼリー作りのご紹介です。

これも知ってる人から見たら簡単ってバレバレなんですが(笑)

 

 

ゼリー作りの基本

ゼリーはゼラチンを使って液体を固めて作ります。

色々種類があるけど私が普段使っているのは、5gの個包装になっていているもの。

 

5g一袋で250~300mlの液体を固めることができます。

 

※メーカーによって個包装に入っている量や固められる水分量が違います。

 

液体の分量が増えるとゼリーの触感は柔らかくなります。

お好みで調節してください。

 

私が作った感覚だと、250mlの液体を固めたときは、食べるときにスプーンの跡がしっかり付きます。

300mlだと、スプーンですくったときに少し角が丸くなる(崩れる)感じです。

 

ゼラチンを入れたらよく混ぜてください。

そして器に入れて冷蔵庫で冷やして固めれば出来上がりです。

 

1時間ほどで固まりますが、まだ生ぬるい感じがするのでもう少し冷やしてから食べた方がおいしいと思います。

 

使い方の注意点

液体の分量

ジュースなどの冷たい液体をゼリーにする時は、ゼラチンを先にお湯に溶かして、その溶かしたゼラチン液をゼリーにしたい液体に混ぜます。

 

この溶かす時のお湯も250~300mlの分量に入れて計算しないと、思ったより柔らかくなったり固まらないことがあります。

 

例えば250mlのゼリーを作りたいときは、

固めたい液体200ml+お湯50mlで溶かしたゼラチン5g

という感じで作ります。

 

熱い(80度以上)液体をゼリーにする時はその液体にゼラチンを粉のまま投入して混ぜればOKです。

この場合はゼラチンを先にお湯で溶かす必要はないので、固めたい分量を量って作るだけです。

 

250mlのコーヒーゼリーを作りたいときは、

コーヒー250ml+ゼラチン5g

といった感じです。

 

粗熱が取れてから冷蔵庫に入れます。

 

フルーツ

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たんぱく分解酵素が入っている果物を入れると固まらないことがあります。

パイナップルとかキウイとかイチジクとか。

 

このフルーツは使うのを避けるのが無難ですが、どうしても使いたいときはフルーツを加熱するか缶詰を使うといいみたいです。

 

溶かす温度

80度以上の液体に溶かして使います。

が、ゼラチンは沸騰させると固まりにくくなります。

 

ゼラチンを入れた後は火にかけないようにしてください。

 

アレンジ

ここからは私流の作り方です。

 

液体の分量

私は食べたときにゼリーがくずれるくらいの柔らかさが好きなので、

ゼラチン5gで液体400mlを固めて作っています。

 

今まで固まらなかったことはないです。

でも、メーカーは300mlくらいまでとしているので固まらなかった時はごめんなさい。

 

代用品

代用品というか、好みの問題ですが寒天を使って作ることも出来ます。

ほとんど同じなんですが、違いと言ったら

 

ゼラチンはブタや牛などの動物の骨・皮から抽出して作られている。

寒天は海藻から作られている。

 

アレルギーなどの問題があれば代用して作れます。

 

このほかには、

ゼラチンは熱湯に溶かすけど、沸騰させない。

寒天は数分沸騰させて使う。

 

そして食感は寒天の方がしっかりした感じになるようです。

 

液体

好きなものでいいです。

基本的にこちらのアイスの材料と同じです。

 

momoanko.hatenablog.com

 

ジュースでもいいし、牛乳やヨーグルトでもいいし、生クリームを泡立ててムースにしてもいい。

 

ジュースは炭酸をゼリーにするとシュワシュワが固まって見えておしゃれです。

もちろん炭酸じゃなくても大丈夫!

 

普段飲むコーヒーやココアをそのまま固めても美味しい。

ちょっと甘めに作った方がおいしい気がします。

 

でもでも、

そんなおしゃれな材料、家にはないよ~

って時。

 

大丈夫です!

 

砂糖水でおいしいゼリーが作れちゃいます。

水100mlに対して砂糖大さじ1くらいの砂糖水でゼリーを作ります。

 

私の好みで言うと、250mlの水に砂糖大さじ2~3杯。

ここにお湯50mlで溶かしたゼラチン5gを加えてよく混ぜて固めます。

 

これだけでも美味しいけど、さすがに砂糖水だけはさみしい。

って時は具を入れます。

 

砂糖水なので癖がないです。

何でも合います。

 

私はよく、くだものを入れてます。

岡山は今、桃が安いので(JAだけかも)よく桃を入れてます。

冷凍フルーツを入れたりもします。

 

時間がない時は冷たい冷凍フルーツをいれると固まるのが速い気がします。

 

ゼリーの中に具を入れるときは、先に具を器に盛って、そこにゼラチンをとかした液体(ジュースとか)を注いで固めます。

 

先に液体を入れて、上から具を投入しても大丈夫です。

この場合は固まる前に具を入れてください。

 

具を入れ忘れたときは入れ忘れたとは言わず、固まったゼリーの上にトッピングするとおしゃれです。

誰も入れ忘れたなんて気づかないはず(笑)

 

具をトッピングする代わりにジュースなどをかけてもいいです。

 

コーヒーゼリーなら砂糖+牛乳を上からかけたり。

砂糖水で作ったゼリーならちょっとゼリーを砕いてジュースをかけたり。

ジャムをかけたり。

なんでもありです。

 

固め方 その1

普通に固めて全然Okなんですが、

うちの子が気に入ってくれたのが2層ゼリー。

 

3層、4層もできます。

 

どうやって作ったの??

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って尊敬のまなざしだったので、企業秘密ってことにして教えてません(笑)

 

教えたら、

なーんだ。

って言われそうなので。

 

作り方はとても簡単。

 

2回固めるだけ。

3層なら3回、4層なら4回です。

 

簡単すぎてごめんなさい。

 

1層目が固まったら、また同じようにして作った液体を上に乗せて固めていく。

これを繰り返すと多層のゼリーになります。

 

注意点は、

あまり柔らかく作ると、下の層のゼリーが上に液体を流し込んだ時に崩れやすい。

色が違う液体を入れないと気づいてもらえない。

器が透明じゃないと気づいてもらえない。

層が増えるほど固めるのに時間がかかる。

 

こんなところでしょうか。

 

いろいろ書きましたが、とても簡単です。

興味がある方は試してみてください。

 

固め方 その2

斜めに固める。

 

これも簡単。

そのまんまです。

斜めに傾けて固めるだけ。

 

これと2層ゼリーを組み合わせたらきっとビックリしてくれるはず。

というのも、これは今日初めて挑戦するので。

 

驚くといいな。

 

今日のゼリー

今日はさっきも書いたけど2層の斜めのゼリーに挑戦です。

 

2層にする時は2回固めるんだけど、ゼラチンを2袋使うと多いので、半分にして使ってます。

 

まずは1層目。

ジュースを使いました。

ジュース200ml弱(お湯の分を考慮して)を測って、

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ジュースはボールに移します。

この計量カップを洗わずにそのままゼラチンを1/2袋入れて

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目分量です。

だいたいで大丈夫。

 

これをお湯で溶かして

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ジュースの入ったボールに入れて混ぜる。

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冷凍フルーツを中に入れたいので、先に器にセットして

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そしてさっきのジュースを上から注ぎます。

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結構くだものって浮いてくるので少ないと上の方だけになっちゃいます。

たくさん入れると底までくだものがぎっしり詰まってくれます。

でも家庭用なので浮いたって気にしない(笑)

 

これで固めて完成でもいいんだけど、今日はもう一工夫。

 

器の下に箸を挟んで少し斜めにして

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色付きのカップだと見づらかったので、容器を換えました。

 

こんな感じで冷蔵庫で冷やします。

1時間くらいで固まるので、1時間経ったら2層目を作り始めます。

 

2層目はヨーグルト:牛乳を1:1で混ぜた液体を使いました。

まずヨーグルトを100ml弱測って

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これをボールに移します。

 

ジュースは甘かったので砂糖をいれなかったのですが、ヨーグルトと牛乳の層には少し砂糖を入れました。

大さじ1くらいかな。

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これを滑らかになるまで混ぜます。

 

ダマのようなものが出来るんですが、これを混ぜてつぶします。

じゃないと出来上がったゼリーの表面にこのダマが浮かんできて、ちょっと見た目が残念。

 

このくらいまで混ぜます。

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牛乳も100ml弱測って

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ちょっと汚いけど、さっきヨーグルトを測った計量カップそのまま使ってます。

混ぜるから一緒!

 

これをさっきのヨーグルトに加えて混ぜる。

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1層目で使ったゼラチンの残りを全部計量カップに入れて

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50mlくらいのお湯で溶かして、

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ヨーグルト+牛乳の液に加えます。

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これで2層目の液体は出来上がり。

 

さっき作ったゼリーを冷蔵庫から取り出して、

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うん、うん。

いい感じに傾いてる。

 

これに静かに2層目を重ねていきます。

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これを固めたら出来上がり。

 

うん。

なかなかいいじゃん!

 

最後に食べる直前に冷凍フルーツでトッピングしようかな。

ミントを飾るとキレイだけど、子どもは好きじゃないので私だけ。

 

今日の子どもたちの反応が楽しみです。

 

まとめ

ジュースとゼラチンさえあればゼリーは作れちゃいます。

ゼラチンすらない時は冷凍庫で固めてアイスにしてしまいましょう(笑)

 

私的には砂糖水のゼリー+くだものって上品な味がして好きです。

お店のみたい!

 

ゼリー本体が味気ない時はフルーツを入れたり乗せたりすれば豪華にみえます。

 

ご家庭にあるもので色々試してみてください。