なまなまずです
スポンサーリンク
生ナマズです。
字面がかわいいのでなまなまずって書いてみました。
特に意味はありません。すみません。
いつものように用水路で捕まえてきました。
今日はこちらのナマズのご紹介です。
ナマズがいたところ
用水路です。
いつもはうちの近くの小さい水路(深さ1~2mくらい)で魚を捕まえているんですが、
今回はちょっと違う用水路に行きました。
今回お邪魔したのは田んぼ近くの用水路。
温かくなって田んぼに水が入ったので、いろんな生き物がふえてます。
いつもと違う生き物が捕獲できるかも?
と期待してお出かけしました。
岡山の用水路
岡山は至るところところに水路があります。
川のような大きな水路もあります。
1~2mくらいの深さの水路が一番多いかな。
今の時期は田んぼに稲が植えられているので水路の水は常に多め。
水位は用水路の深さの半分~8分目くらい。
田んぼの季節が終わると1~2分目くらい。
底が見えます。
でも枯れたところは見たことがありません。
温かくなって水が増えてくると生き物も増えてきます。
魚とか、エビとか、カメとか。
夏はザリガニも。
小さい水路ではめだかサイズから15cmくらいまでの魚が獲れます。
大人の身長くらい大きい水路では、30~50cmくらいの大きな魚もいます。
小さいのもいます。
ちょっと場所を変えるだけでも、生き物の種類が変わります。
自然の多い地域の水路では、絶滅危惧種のタガメにも遭遇しました。
岡山は本当に自然に恵まれています。
子どものやりたい!を尊重し、生き物について学び、自然保護について考えるのに、とてもよい環境だと思います。
とは言っても用水路は危険な場所。
遊ぶのは禁止されているけど、上手く付き合っていけたらいいなって思います。
捕獲の仕方
今回はあみで挟み撃ちして捕獲しました。
二人で水路の脇に10メートルくらい離れて立ち、アミを水路に入れてバシャバシャしながらお互いに近づいていきます。
そして逃げ場のなくなった魚たちをそのままアミですくって捕まえます。
この方法でいろんな生き物が一度にたくさん捕まえられます。
今回捕まえたナマズは大きすぎて、追いつめられると水面より上まで跳ねていました。
捕まえたナマズ
今までいろんな生き物を捕まえてきたけど、こんなに大きいのはめずらしい。
7.5L のバケツだけど、ナマズが大きすぎて体を曲げないと入らない。
めだかを獲っても、小エビを獲っても、何を獲っても嬉しいけど、
大物を獲ったときの喜びって特別!
子どもと一緒に写ったら、ナマズがどれくらい大きいか伝わるかな。
ナマズはひれにとげがあります。
背びれや腹びれのところじゃなくて、横から生えてる手みたいなひれのところ。
持つと刺さって痛いらしい。
それでもどうしてもこの写真が撮りたくて、痛いのを我慢して押さえてます(笑)
見えるかな?
このひれです。
なまずってよく見るとかわいい顔してる。
長いひげに、かわいい目元。
つやつやの肌。
笑ってるみたいな口。
ちょっとおじさん顔。
こんなにまじまじと見たことなかったけど、かわいいな~
ナマズを飼う
ナマズは子どもが好きな魚の一つ。
家で飼いたいって言うので連れて帰りました。
といってもこの子ではありません。
この子はうちの水槽には大きすぎるので、とても飼えない。
このあと捕まえた10cmくらいのちびナマズを連れて帰りました。
水槽の中をよく飛び跳ねてます。
ナマズの基礎知識
名前の由来
ナマズは、「なめらかな頭」からこの名前になったそうです。
なるほど~
種類
二ホンナマズとアメリカナマズがありますが、見た目が全然違います。
ちなみにこの子は二ホンナマズ。
二ホンナマズはウナギとかドジョウみたいな見た目だけど、
アメリカナマズは魚みたいな見た目です。
二ホンナマズはさらに3~4種類に分けられるみたいです。
そこらじゅうにいるのはマナマズ。
今回捕獲した子です。
琵琶湖などの限られた場所にしかいないみたいです。
見分け方
マナマズの特徴は、
ぺっちゃんこな頭に横に広い口。
頭は横にぺちゃんこだけど、しっぽの方は縦にぺちゃんこ。
ぬるぬるしてて、長ーいひげがある。
ひげは上顎と下顎に2本ずつ計4本(子どもはさらに2本多くて計6本)。
あれ?
この子、ちゃんと4本ある?
写真じゃよく分からないけど、支えてる手の親指に白い糸みたいなのが見える。
きっとこれが下顎のひげなんじゃないかな?
大きさは1年で10cmくらい、4年以上で60cmくらいになるらしい。
この子は60cm以上ありそうだから、おじいちゃんかな?
敏感な魚で、地震を予知する能力があるとかないとか。
味覚があるんだけど、なんとそれが全身にあるそうです。
もしかして、抱っこされながら息子が手も味わってた??
エサ
肉食で、結構なんでも食べます。
魚やエビ、カエル、虫などいろいろ。
エサはうちの近所の用水路で捕まえればよさそうな感じ。
水草を取ると、小エビが一緒に10匹くらい獲れます。
人工飼料とか、鶏肉でもいいみたいです。
終わりに
コロナによる臨時休校がなければ、今日から夏休みでした。
今年の夏休みは短くなって、子どもの通う小学校では8月1日~8月25日までになりました。
まだ夏休みには入ってないけど、十分暑い。
公園や川、用水路でいろんな生き物が増えています。
毎年水難事故は絶えませんが、しっかり気を付けて遊んだら子ども時代の貴重な思い出になるはず。
コロナの影響で人が集まるところや遠出は難しそうなので、
身近な自然であそんでみるものいいかもしれません。