クレジットカードの利用可能枠は「１か月間に利用できる金額」ではなかった！
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クレジットカードの「利用可能枠」。
なんとなく「１か月間の利用限度額」って思っていませんか？
私はそうでした。
そしてこの勘違いでちょっと困ったことになっています。
その経緯をご紹介します。
「利用可能額」とは
利用可能額は、「利用可能枠(上限)」から「未払い分の利用額」を引いたものです。
「今、あとどのくらい使える？」っていのうが利用可能額です。
例えば利用可能枠（上限）が５０万円だとします。
まだ引き落としされていない利用分が３０万円あるとした場合、現在の利用可能額は２０万円になります。
この「まだ引き落としされていない利用分」。
これが、ちょっと厄介です。
クレジットの利用額は毎月引き落としされるので、何となく「まだ引き落としされていない利用分」は１ヶ月分だと思い込んでました。
でも、締め日と支払日が１か月ほど間が空いている場合、この「まだ引き落としされていない利用分」は約２ヶ月分の利用額になってしまいます。
利用分が引き落としされクレジット会社にその情報が反映されると、引き落としされた分だけ利用可能額が復活します。
クレジットカードと引き落とし口座の銀行が同じ系列なら、当日反映されることもあるみたいですが、違う系列なら反映までに数日から１週間ほどかかるそうです。
私が利用している楽天カードだとこんな感じです。
楽天銀行で引き落としすると当日中に反映されます。
私の例
実際に私が陥った例です。
私が利用しているクレジットカードは、締め日が月末、引き落としが翌月２７日です。
締め日が月末なので、「１月利用分」は1/1～1/31の利用額です。
※利用店舗からの通知の遅れなどにより、実際の利用日と明細上の利用日がずれることがあります。
そして「２月利用分」は2/1～2/28の利用額です。
１月分の利用額は、翌月27日の2/27に引き落としされます。
でも、今年は2/27は土曜日なので3/1に引き落としされます。
つまり2/28現在、「１月利用分」と「２月利用分」がまるっと未払い状態です。
なので、現在の利用可能額は「利用可能枠（上限）」ー「１月と２月利用分」。
そしてこの状況は、１月の利用分が引き落としされ、その情報が反映されるまで続きます。
ここまでの話をまとめると、
「１月と２月の２ヶ月分の利用分」＋反映までの数日～１週間の利用分。
これを利用可能枠(上限）内に収めなければいけません。
困ったこと
いつもは毎月２７日に引き落としされ、当日中にその情報が反映されていたので月末には利用可能額が復活してました。
利用可能額が復活したあとに携帯料金などの月末の支払いがされていたので、今までは困ることはありませんでした。
しかし今回は引き落としが３月に持ち越されてしまいました。
運悪く、２月は年払いの保険料の支払いもあります。
今回は月末になっても利用可能額が復活しない（引き落としが来月なので。）ので、払えるか心配です。
携帯料金の支払いや保険料の支払いも、３月に持ち越されてるといいのですが。
解決策
思いついた方法はこちらです。
上限を低くし過ぎない
１ヶ月分の予想利用額+ちょっとを利用可能枠（上限）として設定していましたが、２ヶ月分の予想利用額+ちょっとで設定しておくべきでした。
不正利用などのを心配して、上限を低めに設定していたのが原因です。
上限を上げる
一時的に上限を上げる方法と、毎月の上限を変更する方法があります。
利用枠を上げるには審査が必要です。
上限を下げるのはすぐできるけど、上げるには審査が必要なのでちょっとドキドキ。
残念ながら審査に通らないこともあります。
そうなると上限を上げることはできません。
やっぱり、もともと上限を低くし過ぎないのがいいと思いました。
先に払う
毎月の支払日より先に支払うことが出来るみたいです。
カードの利用残高を毎月のお支払い日より先に返済したい | 楽天カード：よくあるご質問
こちらはまだ利用したことがありませんので、詳しくは分かりません。
カード会社によっても違うかもしれません。
でもこの方法なら、月末の支払までに利用可能額を復活させることができるじゃないかな？
今回はこの方法に気づくのが遅くて利用できなかったけど、今度困ったらこの方法を使ってみようと思います。
支払い方法を変更する
クレジットカードは上限に達してしまったので、他の支払い方法を利用しようと思います。
だけど携帯料金や保険料の支払い方法の変更は、登録を変更しなければいけません。
そしてその変更が反映されるまで１か月ほど時間がかかります。
今回は上限に達していることに気づくのが遅かったので、これは使えそうにありません。
支払いに登録しているクレジットカードは、普段から使い過ぎないように注意するのが大事ですね。
「２月」は注意する
ご存知の通り、２月は２８日もしくは２９日までしかありません。
普段は月末までにクレジットカード利用分の引き落としがあって、利用可能額が復活するのですが、２月は復活しないこともあります。
２月の支払いは特に注意です。
まとめ
クレジットカードの利用可能枠（上限）は「１か月の利用上限」ではありません。
クレジットカードの締め日と引き落とし日が１か月ほど離れている場合、約２か月分の利用上限になります。
上限を上げるのは審査が必要でちょっとハードルが高いので、初めから低すぎず、でも高すぎない程度に上限を設定しておくといいと思います。
そして「２月」の支払いには特に注意してください。
