【小学生の国語辞典】おすすめ3社の比較と安く購入する方法
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小学校3年生になると国語の授業で国語辞典を使うようになります。
国語辞典っていっぱい売ってるけどどれがいいの?
どこで買ったら安いかな?
調べてみたけど、学校の一括購入の案内にあった3社から選ぶのが一番いい!という結論に至りました。
そして少しでも安く購入したかったので、安く買える方法も考えてみました。
漢字辞典も一緒に買う?
「国語の授業で国語辞典を使うので全員用意してください。」といったお便りが来ました。
指定はありません。
自宅にあるものを使っても構いません。
「漢字辞典はまだ用意しなくてもいいけど、学校の一括購入で一緒に購入できますよ。」
というお知らせも入っていました。
漢字辞典は4年生で使います。
いずれ使うのだから3年生のうちに国語辞典と一緒に用意してもいいかもしれません。
でも、お兄ちゃん(現6年生)の時は、漢字辞典はあまり使わず、なくてもよさそうな感じでした。
学校の方針によるかもしれませんが、漢字辞典は教室の本棚や図書室にも置いてあって、持っていない子はそこから借りて使う感じ。
今後、漢字辞典を購入する予定があるなら今のうちにまとめて購入するのもいいかもしれませんが、購入を迷っているならそれぞれ必要になったときに考えてもいいのかも。
国語辞典の選び方
総ルビ(ふりがな)つき
全ての漢字にフリガナがふられていると、子どもが一人で学習することが出来ます。
「読めないから見たくない」なんて事態もさけられます。
オールカラー
必須ではありませんが、読みやすく、理解しやすく、学習しようという意欲を大切にする意味で必要かと思います。
見やすくなって、引きやすくなって、検索スピードがなんと40%もアップするなんてデータもあります。
検索スピードが40%アップ!小学辞典は迷わずオールカラーの学研『新レインボー辞典』を!|株式会社学研プラスのプレスリリース
写真やイラストが豊富
説明の補助としてイラストや写真などの挿絵があると理解が進みます。
カブトムシのカラー写真が載っていると、「じゃあ、トンボは?」みたいな感じで自分でどんどん辞典を引きたくなる。なんてこともあるようです。
キャラクターデザインの辞典を選ぶと、見出しなどにキャラクターが出てきて、ちょっとした息抜きになります。
新指導要領対応
2020年からの新指導要領において、小学校で習う漢字が1006字から1026字に変わりました。これに伴い4~6年生の配当漢字も変更されています。
新指導要領に対応している辞典では学習漢字が変更されていて、さらに新指導要領で求められている思考力、判断力、表現力を伸ばすためのコラムが充実しています。
こんな感じのコラムがちょくちょく出てきます。
おさがりを使っても構わないと思いますが、新しく購入するのであれば新指導要領に対応しているものを選ぶといいです。
こちらは小学館の辞典用ですが、新指導要領で変更になった漢字について書いてあります。
2020年、学習漢字が大きく変わりました。 | web日本語
どこが変わったのか気になる方や、おさがりの辞典を使う予定の方は見てみてください。
小型版とワイド版
出版社によっては、同じ内容でサイズ違いが出ています。
小型版はB6サイズ(128㎜×182㎜)で一般的な辞典の大きさです。
ワイド版はA5サイズ(148㎜×210㎜)でB6サイズより一回り大きいです。
ワイド版は小学校入学の時期などに合わせて低学年の子向けに購入する方が多いようです。
低学年の子はまだ小さい字を読むことに慣れていないので、ワイド版の少し大きめの文字が見やすいようです。それに本自体が少し大きい方が持ちやすいとか。
大きめと言っても大き過ぎる訳でもないので、学校に持って行くようになっても問題なく使えます。ただ比べると少し重いです。
3年生になって学校に持って行くようになってから購入するのであれば小型版を選ぶ方が多いみたいです。
学校の一括購入でも小型版とワイド版と選ぶことが出来たので、お好みで選んでいいと思います。
小型版は学校用に、ワイド版は家庭用にと、2冊用意しているご家庭もあるとか。
おすすめ3社
うちの子が通う学校で購入できる国語辞典は次の3社でした。
どれを選んでも構いません。
3社とも総ふりがな付き、オールカラー、新指導要領対応です。
個人購入するなら他の出版社の国語辞典も選択肢に入ってくると思いますが、この3社から選ぶと間違いはないのかな?と思います。
比較しやすいように表にしてみました。
詳しく見ていきたいと思います。
学研プラスの「新レインボー小学国語辞典」
B6サイズですが、カバーのためでしょうか?もう少し大きいみたいです。
正確なサイズは197㎜×141㎜×49㎜。
重さは本体のみで951g、本体+カバー+ケース+特典込みで1091gです。
こちらから中を確認できます。
学研 新レインボー 小学国語辞典[改定第6版] オールカラー!
こちらの辞典では「○を○○」という言葉を知るのにとても便利だとか。
「気をそらす」とか「気を落とす」といった言葉は、「きを」から引いて調べることができます。他社では「きを」では検索できず、「気」とそれに続く動詞の意味を調べて全体の意味を推測するしかない時があります。
といったレビューがありました。
こんな使い方ができると、子どもの語彙力や表現力が広がりそうですね。
そして、こちらの辞典の一番の魅力はコスパがいいところ。
3社の中で一番安いです。
それでいて収録語数もしっかりあるので、「迷ったらこれ!」という意見が多いです。
漢字の筆順や解説は巻末の「ミニ漢字辞典」に載っています。
本文中にあると見づらいと感じる方には使いやすいと思います。
こちらの辞典はワイド版もあります。
ページ数や内容は同じです。
正確な大きさは224㎜×162㎜×52㎜。
大きくなった分ちょっと重くなってますが、第6版は軽くて薄くて破れにくい紙を採用しているので、第5版と比べて25%も軽量化されています。
「以前見た時に重かったからな~。」という方は、もしかしたら今は軽くなっているかもしれません!興味があれば一度書店で実物を見てみてください。
小学館の「例解学習国語辞典」
紙面はこちらから確認できます。
「例解学習国語辞典[第十一版]オールカラー」|国語辞典|事典・図鑑・語学・辞書|書籍|小学館
情報量はこちらの辞典が一番多い感じがします。
より詳しく知りたい、長く使いたい方に向いていると思います。
収録語数が38,500語と紹介されていることがありますが、それは「見出し語数」です。総収録語数は46,400語で、3社の中で一番多いです。
調べた言葉の意味だけでなく、類語や言葉の使い分けなども分かりやすいく書かれています。
漢字の横に、その漢字を学習する学年の数字が書いてあるのでちょっと便利です。
たまに知りたくなる時があるんですよね。
漢字の筆順などの解説は本文中に載っています。
辞書として必要なことがしっかりと詰まっているのですが、あえて言うなら逆に情報が多すぎるような気もします。
他社と比べて見た目が少し詰まっている感じを受けました。
私的にはもう少しすっきりしててもいいかな。
こちらの辞典にもワイド版があります。
小型版とページ数は同じ。内容も一緒です。
小学館の図鑑は細かい印象を受けたので、もしかするとワイド版の方が見やすいかもしれません。
気になるのが厚さ。
実は小型版よりワイド版の方がちょっとだけ薄いんです。
ほんのちょっとなので、しっかり見比べないと分からないかもしれません。
ページ数は変わらないのになんでだろう?
ワイドになった分、薄くなるように工夫されているのかな?
三省堂の「例解小学国語辞典」
こちらの「なかみを見る」から中を見ることができます。
https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/dict/ssd13836
他社に比べて、すっきりしていて「見やすい」印象です。
こちらの辞典で採用されている字体は「UDデジタル教科書体」というもので、明朝体とゴシック体の中間のような感じです。
明朝体ほど堅苦しくなく、ゴシック体ほど崩し過ぎない。そんな字体です。
3社の中で一番軽くて薄いです。
収録語数も絞ってあるため、すっきりしていて探しやすい。
漢字の解説は本文中にあります。
他の辞典では巻末に筆順がまとめて載っていたりするけど、私的には意味を調べた時に一緒に載っている方が好きです。
意味を調べたついでに、たまたま見た漢字の解説で自分の書き順が間違っていることに気づくことが何度か(何度も?)あったので、私には向いている気がします。
ワイド版は一つ前の第六版にはあったようですが、第七版にはありません。
別デザイン
上記の3社の国語辞典には、実はデザイン違いがあります。
学校の一括購入では普通のデザインの辞典しか扱いがありませんでしたが、もし個別で用意するなら別デザインにしてみるのもいいかもしれません。
友だちとかぶりにくいので、間違えて持って帰ってきてしまう確率も減ります!
「内容は好きだけど表紙のデザインが好きじゃないな~」という時も、別デザインで解決できるかもしれません。
学研プラスの「ディズニー版」
学研プラスからはディズニーのデザインが出ています。
ケースと表紙、ところどころにディズニーのキャラクターが出てきてかわいい。
表紙や中身はこちらから確認できます。
超キュート! 小学校で辞書引きが楽しくなるディズニーデザインの国語・漢字辞典が新発売! | 学研プラス公式ブログ
内容は通常版と同じ。はず。
価格は税込み2420円。
表紙がピンクでかわいいです。
ちなみに漢字辞典の方は表紙が水色です。
セットで買ってもかわいい。
ディズニーデザインはB6サイズのみでワイド版はありません。
小学館の「ドラえもん版」
小学館からは別デザインが2つ出ています。
1つめは「ドラえもん」。
こちらから試し読みできます。
「例解学習国語辞典〔第十一版/ドラえもん版〕」|国語辞典|事典・図鑑・語学・辞書|書籍|小学館
価格は税込み2530円。
こちらもB6サイズのみです。
通常版は少し堅そうな印象でしたが、ドラえもんのキャラクターが出てくることでずっと見やすくなりました。
えっ?単純すぎ?(笑)
小学館の「サッカー日本代表版」
もう一つは「サッカー日本代表版」。
税込み2530円。
ケースには日本代表のエンブレム、表紙にはJFAモチーフ三本足の鳥が描かれています。
中はこちらの「ためし読み」から見ることが出来ます。
内容は基本的には通常版と同じなのですが、「ブルー」の用例に「サムライブルー」、「かん喜」の用例に「ジョホールバルのかん喜」など、サッカー関連用語がちりばめられています。
サッカー好きの子は辞書を引くのが楽しくなるはず!
意外とサッカー好きのパパの方が気に入るかもしれません(笑)
三省堂の「とらデザイン」
税込み2475円。
「なかみを見る」から中を確認できますが、通常版と全く一緒です。
https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/dict/ssd13837
他社のデザイン違いの辞典は、採用されているキャラクターがところどころ出てきますが、こちらのとらデザインはそういったこともなさそうです。
通常版とは表紙とカバーだけの違いだと思います。
表紙はトラの顔ですが、裏表紙はトラの後ろ姿になっています。
帯をつけると魚をくわえたトラになります。
表紙とケースはこちらで見ることが出来ます。
三省堂例解小学国語辞典 第七版とらデザイン | welle design
ちなみにこちらの漢字辞典は「パンダ」のデザインです。
これもかわいい。
電子辞書
学校で使う辞書は紙の辞典でなければいけませんが、普段使うには電子辞書が便利です。
タブレットなどで調べてもいいのですが、ネット上にはいろんな情報があり過ぎて、子ども一人で必要な情報を見つけるのが大変で時間がかかります。
電子辞書によって違いはありますが、一つの電子辞書に国語辞典だけでも数社収録されています。
意味が分かりづらい時は、他の辞典と比べることが出来るので便利です。
小学生のうちは、辞典を何冊も読み比べたりすることは少ないと思いますが、英語の学習が入ってくると、読み比べることで理解が深まります。
電子辞書なら国語辞典、漢字辞典、英和・和英辞典を兼ね備えることが出来ます。
さらに、カタカナ辞典やことわざ辞典、英英辞典、漢字検定、英語検定などなど。いろいろな勉強に対応できます。
「家庭用にもう一冊」と考えている方は、電子辞書も検討してみてください。
こちらの電子辞書は小学校高学年~中学生まで使えるタイプです。中学受験対策もできます。
口コミでも「中学受験を検討しているなら電子辞書はこれ一択!」とも書かれています。
ただ、正直なところ「小学生が使う」と考えるとオーバースペックな気がします。
英語学習は英検2級まで網羅されています。
一般的に英検2級は高校3年生のレベルです。進学校なら高校1~2年生にあたるかも。
そう思うと中学受験を考えていない私的にちょうどいいのは1ランク下のこちら。
国語系の辞書や英語系の辞書の収録数が1~2冊ほど減りますが、それでも十分の収録数です。
英検対策は3級まで入っています。
英検3級は一般的に中学卒業程度のレベルです。
なのでこちらでも十分中学校の学習までカバーできると思っています。
注意したいのが、どちらの機種とも収録されている小学生向けの国語辞典が小学館の「例解学習国語辞典 第十版」ということ。
こちらは新指導要領にまだ対応していません。
電子辞書自体の発売は2020年の春だったのですが、収録されている辞書が少し古いです。
ただ、新指導要領で増えた学習漢字については、収録されている「小学漢字 1026字の正しい書き方」で対応可能なので、あまり問題ないかと思います。
気になる方は「例解学習国語辞典 第十一版」が収録されるまで待つというのもありかと思いますが、いつ発売されるかはちょっと分からないです。
安く購入する方法
書籍はどこで買っても基本的に同じ価格です。
もしかすると学校の一括購入なら少し安いかもしれません。
これ以外に安くする方法は、「キャンペーンを利用する」「ポイント還元を受ける」「古本(中古)を購入する」「旧製品を購入する」くらいでしょうか。
キャンペーン
残念ながら現在は終わっていますが、国語辞典と漢字辞典を同時購入で図書カードプレゼントのキャンペーンや、国語辞典が当たるキャンペーンなどが、過去にはあったようです。
タイミング次第ではありますが、購入前に「国語辞典」「キャンペーン」で検索してチェックしてみるといいと思います。
出版社のキャンペーンもあったりするので、出版社名でも検索してみると、何か見つかるかも。
ポイント
安くならないなら、せめてポイント還元です。
楽天ユーザーなら楽天ブックスがおすすめ。1冊でも送料無料です。
ソフトバンクやY!モバイルユーザーはYahooショッピングやPayPayモールで購入するとポイントが高還元されるのでおすすめです。
ネットショッピングは送料がかかることがあるので注意です。
でも、図書なら2冊ほど購入すれば送料無料になるショップが多いです。
この際、国語辞典と漢字辞典をまとめて買ってしまうのも良いかと思います。
中古
いつもメルカリさんのお世話になっています。
小学生で使う辞典は残念ながら一生ものにはならないと思います。
使えて中学生までではないでしょうか。
中学生になると小学校で使っていた国語辞典では収載されていない言葉が出てくるようになって、「この辞書引いても出てこない!」なんてイライラにもなりかねません。
なので「短期間だけ必要な物」と割り切って中古品を購入するのもアリではないでしょうか。
そしてその時期が過ぎたらまた誰かに譲る。
辞典を使わない子にとっては、授業で数回触れただけ。なんてこともあると思います。
なので上手くすれば中古でもキレイな辞書が見つかるかもしれません。
ただ、中古になると新指導要領対応でない可能性が大きいです。
私自身はあまり気になりませんが、気になる方はこちらを一緒に使うといいと思います。
2020年、学習漢字が大きく変わりました。 | web日本語
旧製品
電子辞書を少しでも安く購入したいという時は、型落ちの購入を検討してみるのもいいかと思います。
辞書は基本的には大きく内容が変わったりしません。旧製品でも十分だと思います。
一つ前の型が安くなっています。
上で紹介したDX-SX3800やDX-SX2800と比較しても、こちらのDX-SK2800が価格と内容を考慮して一番だと思います。
こちらをメルカリさんで購入するのもいいかと思いますが、電化製品なので保証や製品自体の寿命などを考えると新品がいいと個人的には思います。
まとめ
小学生が使う国語辞書は、学研プラスの「新レインボー小学国語辞典」、小学館の「例解学習国語辞典」三省堂の「例解小学国語辞典」から選ぶと間違いないと思います。
ちょうどいい収載数、コスパで選ぶなら学研プラスの「新レインボー小学国語辞典」。
情報量が多い、長く使える辞典なら小学館の「例解学習国語辞典」。
見やすい・分かりやすい、薄さ軽さで選ぶなら三省堂の「例解小学国語辞典」。
購入先は学校の一括購入が無難です。
安く購入したいときは「メルカリ」をのぞいてみてください。
他の子のと間違えないようにしたいなら別デザインがおすすめです。子どものモチベーションアップにもなります。
余裕があれば家庭用にワイド版か電子辞書があると便利です。