中国電力の電気代は支払い方法で安くなる!電気料金を安くする節約方法のまとめ
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以前はコンビニで支払える振込用紙を送ってもらって電気料金を支払っていました。
そのうち毎月コンビニに通うのが大変になって、クレジットカード支払いに変更しました。
クレジットカードのポイントも貯まるしお得!
って思っていたのですが実は… 。
今回は、電気代を安くする節約方法と、支払い方法による割引の違いについてまとめました。
アンペアを下げると安くなる?
「アンペア数を下げると安くなる」ってよく聞きますよね?
電気代の節約と言ったらまずこれから。
アンペアは電力の単位で、使う電力数(アンペア)に応じて基本料金が決まっています。
契約アンペア数が大きいほど一度にたくさんの電気を使うことが出来ますが、電気代の基本料金が高くなってしまいます。
つまり、今現在契約しているアンペア数より低いアンペア数に契約を変更することで、電気代の基本料金を安くすることが出来ます。
消費電力の多い電化製品を同時に使わないようにすることで、契約アンペア数を下げても問題なく生活できます。
電力の消費が大きい電化製品の例として、ドライヤー、電子レンジ、炊飯器、乾燥機などがあります。
引用元:
もし契約しているアンペア数以上に使ってしまった場合は、分電盤のブレーカーが落ちて一時的な停電になります。
この場合は落ちてしまったブレーカーを戻す(分電盤のつまみを上に上げる)だけで直ります。直した後は一度に電力を使い過ぎないようにしてください。じゃないとまた停電します。
停電の影響で電化製品が初期化?されてしまうことがあるのでそちらも注意です。
時計の表示が0:00になったり、予約してたものが解除されてしまったり、などなどです。
でも、
こんな努力が必要なのは、アンペア数に応じて基本料金が変わる「アンペア制」を採用している電力会社の話です。
アンペア制を採用しているのは、北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、九州電力です。
岡山は中国電力です。
そして岡山の中国電力はこの「アンペアン制」を採用していません。
なので、岡山の中国電力では「アンペア数を下げる」節約は通用しないんです。
岡山の中国電力はどうなっているかというと…
今までの契約プランの節約方法
我が家(岡山)ではずっと中国電力の「従量電灯A」というプランでした。
簡単に言うと、自動でちょうどいいアンペア数にしてくれるシステム。
なので、「契約しているアンペア数を下げる」という節約方法は必要ありません。
このプランで安くする方法は「口座振替割引」を利用することです。
口座振替のみ割引があります。
口座振替
電気料金の支払いを口座振替にすると「口座振替割引」を受けることが出来ます。
1契約につき毎月55円引きになります。
条件はこちら。
下記の3つの条件全てに当てはまる方が対象です。
- 契約種別が、「従量電灯A」、「従量電灯B」、「エコノミーナイト(時間帯別電灯)」、「ファミリータイプ[プランⅠおよびⅡ]」、「電灯ピークシフトプラン」、「低圧高負荷契約(低圧パックプラン)」のいずれかで契約のお客様
- 料金の振替結果を翌月の「電気ご利用量のお知らせ」でお知らせしているお客様
- 各月の1回目の振替日に振替されるお客様
分かりやすくまとめると、
一つ目は契約しているプランの事です。
毎月届く「電気ご利用量のお知らせ」にどのプランで契約しているか書いてあります。確認してみてください。
二つ目は、「電気ご利用量のお知らせ」という紙のお知らせが届いているかどうか。
webで利用量を確認できるようにしていると、紙の「お知らせ」が届きません。その場合は口座振替割引は適応できません。
3つ目は「支払いを滞納していない」ということです。
1回目の振替日にしっかり払ってくれる方が対象です。
今回は中国電力で調べていますが、他の電力会社でも口座振替で50円程割引をしているところがあります。
自身の契約している電力会社に確認してみて下さい。
クレジットカード支払い
クレジットカードで支払った場合、電力会社からの割引はありませんが、クレジットカードのポイントをためることが出来ます。
私がよく利用しているクレジットカードの還元率は1%。
口座割引の55円分以上のポイントをもらうには、電気料金が5500円以上でなければいけません。
我が家の場合、月々の電気料金は3000円程度。多くても5000円を超えることはありません。
となると、還元率1%のクレジットカードで支払うより口座振替で割引を適応してもらう方がお得。
ということになりました。
クレジットカードによっては、公共料金の支払いのポイント還元率がショッピングのポイント還元率より低いこともあるので注意です。
振り込み
振込用紙を送付してもらって、銀行やコンビニで支払う方法です。
振込用紙のバーコードを読み込んで○○Payなどで払うことも出来ます。
電力会社からの割引きはありませんが、発行料などの追加料金はかかりません。
現金で払う場合はポイントは付きませんが、○○Payを使うとそのポイントを受け取ることができます。(○○Payの会社にもよるかもしれません)
○○Payなら自宅でピッてするだけで支払いができるので、銀行やコンビニに行かずに済むし、電力会社にクレジットカードや銀行口座の登録をする必要もないので楽で便利です。
おすすめの契約プラン
支払い方法を口座引き落としにして口座振込割引してもらうより、
クレジットカードや電子決済のポイントをもらうより、
もうちょっと安くなる(はず)の方法があります。
それは…
「ぐっとずっと。クラブ」の会員になって「ぐっとずっと。プラン」に変更することです。
今までの従量電灯Aからプラン変更できます。
変更するにあたって工事などはありません。
変更申し込みは電話またはwebからできます。
無料です。
webから変更する場合は、先に「ぐっとずっと。クラブ」の会員登録が必要です。
電話で変更する場合は会員登録は必須ではありません。変更時に加入を勧めらますが断っても構いません。
ぐっとずっと。クラブ
ぐっと ずっと。クラブについて知りたい|ぐっと ずっと。WEB|中国電力
従量電灯Aから「ぐっとずっと。プラン」に変更するのにあたって、「ぐっとずっと。クラブ」の会員になるのは必須ではありませんが、デメリットが特にないので入会しておくのがおすすめです。
「ぐっとずっと。クラブ」に興味のない方は、「ぐっとずっと。プラン」の項に進んでください。
申し込みは電話かwebから。
会員になると以下のことが出来るようになります。
webで管理できる
「ぐっとずっと。クラブ」に入会すると、各手続きがwebで出来るようになります。
使用量や料金の確認もwebで出来ます。代わりに紙の「ご利用料のお知らせ」が届かなくなります。
ポイントが貯まる
電気の使用料金に応じてポイントが貯まります。
200円(税込み)で1ポイント、1ポイント1円相当です。
※従量電灯Aの契約のままではポイントは付きません。「ぐっとずっと。プラン」に変更してください。
アンケートに答えたり、webから登録・変更したりしても貯まります。
貯まったポイントは地域の特産品や日用品、地域の商品券、地元スーパーなどのポイントと交換できます。
欲しいものがない時は、貯まったポイントで日本赤十字社などに寄付することも出来ます。
ポイントサービスの概要紹介|ぐっと ずっと。WEB|中国電力
ぐっとずっと。プラン
従量電灯Aから変更する場合は、「ぐっとずっと。プラン」の「スマートコース」か「シンプルコース」のどちらかになるみたいです。
スマートコースとシンプルコースのどちらがいいかと言うと、
月平均400kw以上なら「シンプルコース」、それ以下なら「スマートコース」がいいみたいです。
「スマートコース」が今まで契約していた従量電灯Aに一番近いプランだと案内をいただいたので、我が家では「スマートコース」に切り替えました。
「ぐっとずっと。プラン」の「スマートコース」は従量電灯Aに比べて、
- 月々約100円安い。
- 口座振替割引(55円引き)がない。
- 「使用料のお知らせ」が届かない。(55円(税込み)で発行可能)
- 振込用紙の発行は発行料55円(税込み)または110円(税込み)かかる。
という違いがあります。
約100円安くなる理由は、基本の最低料金が100円程安くなっているためです。
基本料金が100円ほど安くなったので、口座振替割引(55円引)は使えなくなりましたが、それでもまだ50円くらい安いです。
「利用量のお知らせ」の紙が届かなくなりますが、代わりにwebから確認することができます。
LINEからでも確認できます。
振込用紙のの発行料は、「ぐっとずっと。クラブ」に加入している場合は55円、非加入の場合は110円です。
口座振替やクレジットカード支払いの場合は、振込用紙を発行してもらう必要はありませんので発行料はかかりません。
我が家の変化
我が家では、もともと従量電灯Aの契約でした。
振込用紙を送ってもらってコンビニで支払っていました(現金払い)が、クレジットカード支払いに変更しました。
これでクレジットカードのポイント分、得をするようになりました。
が、毎月20~30円分ほどのお得です。(電気代が2000~3000円くらいだったので)
その後口座振替割引を知ったので口座振替割に変更しました。
毎月20~30円程のポイントは付かなくなりましたが、55円引きになったのでちょっとお得です。
更に、「ぐっとずっと。プラン」の「スマートコース」に変更して、クレジットカード払いに変更しました。
口座振替割引の55円引きがなくなってしまいましたが、基本料金が100円程安いプランになったので、口座振替の時より50円くらい安くなりました。
そしてクレジットカードと「ぐっとずっと。クラブ」の両方のポイントを貯めることが出来るようになりました。
その他の節約方法
契約内容を確認して適切なコースに変更すること、
一番お得な支払い方法を利用すること、
明細などは紙で発行してもらうのをやめてwebから確認するようにすること。
このあたりを変更すると、他の電力会社でも電気料金を安くすることが出来ると思います。
さらに、これ以外の節約方法も見ていきたと思います。
節電
電源を切る
誰もいない部屋の電気は消す、テレビなので主電源を消す、便座カバーを利用して保温を切る、などです。
長期間利用しない家電はコンセントから抜きます。
こまめにコンセントを抜くとコードが傷んでしまうことがあるので、使用頻度が少ない物やしばらく使わない時だけ抜くのがおすすめです。
ブレーカーを落とす
思い切ってブレーカーを落とすこともあります。
我が家の場合、エアコンは夏しか使用しないので夏以外はエアコンのブレーカーを落としています。
ブレーカーは大抵部屋ごとに分かれていて、ブレーカーをひとつ落とすと、その部屋全てのコンセントが使えなくなってしまいます。
でも、エアコンだけは独立していることが多いです。
それを落とします。
でも、自動清掃などの機能がある場合、むやみにコンセントから抜いたりブレーカーを落とすのは避けた方がいいかもしれません。
取扱説明書などで確認してください。
エアコン
冷却効果を下げないために、こまめに掃除をして、室外機の前に物を置かないこと。が理想です。
あとは扇風機やファンを一緒に使うのがおすすめです。
空気が循環して涼しく感じるようになります。
日中でもカーテンをしめて、熱を遮断すると部屋が暑くなりにくいので、エアコンの電力消費の節約になります。
冷蔵庫
冷蔵庫は物を詰め過ぎないことです。
冷気が循環しづらくなってムダな電力を使ってしまうそうです。
逆に冷凍庫はある程度詰まっている方がいいみたいです。
凍った食品が新しく入ったきた食品や空気を冷やすのを助けてくれるそうです。
熱い食品を入れるときは、室温程度に冷ましてから入れるようにすると冷却につかう電力を節約できます。
こまめなドアの開閉は冷気が逃げてしまうので、なるべく控えます。
あとは、冷蔵庫を壁から少し離しておくことで、冷蔵庫自体の熱を逃がすことが出来ます。
省エネの家電を選ぶ
冷蔵庫、洗濯機、テレビ、エアコン、などなど。
省エネの家電を選ぶことで電気代の節約になります。
省エネの製品は高めだけど、計算してみると数年で元が取れるはずです。
照明もLEDがおすすめ。
電気会社を変えてみる
最近は電力小売自由化で電力会社を自由に選べるようになりました。
基本料金0円の電力会社などもあり、契約している電力会社を変えるだけで電気代が安くなることがあります。
電力会社を変えるってちょっと大変そう。
って思ってたけど、意外とびっくりするくらい簡単でした。
手続きがめんどくさそうって思ったけど、新しい電力会社に申し込むと切り替えをしてくれます。なので、自分で今まで利用していた電力会社に解約手続きをする必要がありません。
工事不要で切り替え費用も掛かりません。
「うちはアパートだからな~」
って思ってたんですが、それも心配ないです。
まずはどのくらい安くなるのかシミュレーションしてみるといいと思います。
こちらの比較サイトが簡単でわかりやすかったです。
郵便番号と世帯人数、現在の電力会社と1か月の電気代などを入力すると、他の電力会社と一括で比較してくれます。
気に入った電力会社があったらそこから申し込みも可能です。
まずはシミュレーションしてみてください!
驚きの結果が出るかもしれません。
ちなみに我が家の場合は、今のままが一番安いという結果になりました。
キャンペーンなどで一時的には安くなるのですが、長い目でみると今の電力会社が一番安かったです。
もっと安くしたい気持ちはあったけど、今までのが一番安いって分かったのでよかったことにします!
ちなみに、契約年数や解約金がある電力会社もあるので引っ越し予定の方などはご注意ください。
まとめ
電気代を一番安くする方法は、
まずは比較サイトで一番安い電気会社を探してください。
そこで中国電力のままが一番安いという結果になったら、
「ぐっとずっと。プラン」にして、公共料金支払いでもポイントが付くクレジットカードで支払うのが一番安くなる方法だと思います。
紙の「利用料のお知らせ」が必要な方やwebでの確認が難しい方、振込用紙の発行が必要な方は、旧プラン(従量電灯Aなど)のままでもあまり変わりはないかもしれません。
旧プランのままなら、口座振替が一番安いと思います。
もしくは還元率のいいクレジットカードや電子決済などで払うのがいいと思います。