岡山のトイレ事情
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岡山に引っ越してきたとき、初めは借り家のようなところで1か月ほど過ごしました。
たしかに街中ではないのですが、そこで初めて子どもたちは汲み取り式トイレを体験しました。
どうやら、岡山は下水道普及率が低いようです。
ぼっとんとの出会い
岡山で物件をさがしているとき、不動産から
この辺りは岡山でも人気だよ。古い町なんだけどいいところだよ~
って勧められました。
そのあたりで紹介してもらった物件の中に、汲み取り式のトイレのお家がいくつかありました。
古めの物件だったからかもしれませんが、それでも今まで生きてきた中、家探しで
ぼっとんを紹介されたのは初めてだったので衝撃でした。
(若い人、わかるかな?)
田舎といえば田舎ですが、普通の町なんですよ?
生活で必要な店はそろってるし、普通に住宅地なんです。
人もたくさん住んでるし、岡山駅からも遠くない。
下水道普及率
こちらの資料を参考にさせていただいてます。
都道府県別の下水処理人口普及率 | 公益社団法人 日本下水道協会
全国の下水道普及率との比較
1位は東京都で99.6%。
岡山県は68.1%です。順位としては真ん中くらいです。
最下位は徳島県で18.1%です。
これだけでみると、岡山は標準的なのですが、気になるのはこちら。
引用元:平成30年度 都道府県別の下水処理人口普及率
公益社団法人 日本下水道協会
都道県別ではまずまずだった普及率が、政令指定都市別でみてみると、
なんと!!
最下位です。
最下位の岡山市は67.4%。
次に低い浜松市で80.9%。
60%台は岡山市のみ。
他は90%、80%台。
最下位という順位だけでなく、この数値の開きは気になります。
データが意味するもの
この先は私の解釈ですが、まずは都道府県別の下水道普及率から。
どの都道府県でも、田舎に行けば下水道が普及していないところが多くなるはず。
都道府県別の下水道の普及率や順位は、それぞれの県の田舎の割合が反映された結果だと思います。
つまり、栄えているところが多い都道府県ほど普及率や順位がよくて、
逆に、田舎が多い都道府県は、街中はしっかり普及していても、普及していない田舎の割合が多いため普及率が低くなっているんだと思います。
次に、政令指令都市別の普及率について。
政令指令都市といえばおそらくその都道府県の中で一番栄えているところ。
そこで下水道普及率が低いということは、街中でも下水道が普及していないところが多い。
ということになるのではないでしょうか。
ただ、それなら岡山の都道府県別の下水道普及率がもっと低くても良いような気がします。
意外と田舎ってほど田舎じゃないのかな?
田舎も街中と同じように普及率が低いなりに普及してるってことかな?
新しいお家のトイレ
今私たちが住んでいるのはその時紹介された町ではなくて、転勤族が多いと言われる街です。
良し悪しはありますが、
- 町の子どもたちが引っ越し・転勤になれているから転校生が珍しくない
- ここ数年で栄えてきてるから住みやすい
っていうのが私たちにとってメリットでした。
この街は最近住宅が増えてきた土地みたいなので、新しい建物が多いです。
さすがにぼっとんとは遭遇してません。
岡山市で下水道普及率が低いのは、市街地に昔からの家や街が多いからかな~?
まとめ
新しいお家でもぼっとんなの?
って思った方、すみません。
違います。大丈夫です。
安心して岡山に来てください。