その自転車、子どもを乗せて大丈夫?
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幼稚園ママにとって自転車は強い味方です。
遅刻しそうなとき。
荷物が多いとき。
幼稚園などの送り迎えや、ついでに買い物したいとき。
歩くのが気分じゃないとき。 ←よくある
自転車は必需品!!
そんな自転車だけど、子どもを乗せるときは注意が必要です。
大人の自転車に子供のシートを付ければいいよね。
という簡単な話ではなかったんです!
子どもを乗せていい自転車
自転車屋さんで、すでに子ども乗せシートが取り付けられて売られている自転車。
これはきっと乗せていいから取り付けられているはず。
なので、この自転車は問題なし。
問題なのは後付けする場合。
今使っている自転車にチャイルドシートを取り付けようと思った場合、以下の点に注意してください。
前乗せの場合
前乗せ用子供乗せシートを後付けする場合。
こんなのです。
決まりは特に見つけられませんでした。
24インチ以上とか、ハンドルがU字型じゃないといけないとか書いてあるのもあったけど、取り付けるチャイルドシートによるのかな?
後ろ乗せの場合
荷台の最大積載量が25kg以上必要です。
荷台の最大積載量は18kg、25kg、27kgの3種類。
そのうち子どもを乗せていいのは25kgと27kgのものだけ。
例えば最大積載量が25kgの自転車にチャイルドシート(標準5kg)を付けた場合、乗っていい子どもの体重は20kgまでになります。
最大積載量は自転車の荷台に書いてあるので確認してみてください。
このあたりに書いてあります。
左の自転車の最大積載量は27kgです。シールが貼ってあります。
右の自転車の最大積載量は18kg。刻印のように掘られてます。見づらいですが。
この場合、右の自転車の後ろには子どもは乗せられません。
3人乗りの場合
もう一つ注意したいのが、兄弟がいる時。
条件を満たせば自転車で3人乗りも可能ですが、
3人乗りできる自転車じゃないといけません。
自転車の前後にチャイルドシートを乗せる場合、この幼児2人同乗基準適合車マークがなければいけません。
このマークは、強度や安定性などの安全基準を満たした自転車に貼られています。
チャイルドシートに一人、おんぶでもう一人という3人乗りの場合は、幼児2人同乗基準適合車マークがない自転車でもよいという記述をどこかで見つけました。
この辺りは都道府県で異なるようなので確認してください。
ただ安全を考えるなら、おんぶするにしても幼児2人同乗基準適合車マークのある自転車にしておいた方がよさそうです。
おんぶできる期間も長くはないので。
その他
ここからは絶対条件ではないですが、
スタンドがしっかりしたもの、ハンドルロックがあるものがいいです。
子どもの乗せ降ろしはかなり不安定になります。
スタンドだけ交換することもできるみたいです。
後ろに乗せる場合、子どもの足や服が車輪に巻き込まれないように巻き込み防止カバー
があるといいです。
こちらも参考にしてください。
幼児座席をご使用になる利用者の皆様へ 〜幼児座席をご使用になる際の注意点 /財団法人自転車産業振興協会
それとタイヤ。
うちの近所の自転車屋さんには強度によってタイヤが3段階あります。
上・中・下といった感じでしょうか。
値段も順に5000円、4000円、3000円くらいだったと思います。
タイヤを交換する機会があれが丈夫なタイヤにしてもらうといいと思います。
私は岡山に来てから3回パンクしました。
1度目は購入して1か月でパンクしました。
子どもを乗せているとどうしてもタイヤの負担が大きくなります。
購入時は一番下のランクのタイヤだったんですが、パンクしてから真ん中のランクのタイヤにしました。
それでも2年おきくらいにパンクしてます。
正確にはパンクとは言わないみたいです。
破損?疲弊?
いつも修理では手に負えないのでタイヤ交換です。
必要なもの
子どもと2人乗り・3人乗りするにあたって、必要なものがあります。
チャイルドシートとヘルメットは必須です。
必ずそろえてください。
チャイルドシート
前乗せタイプと後ろ乗せタイプがあります。
選ぶ際の大きなポイントは年齢・体重になります。
前乗せタイプは1歳くらいから3歳くらいまで。
体重で言うと15kgくらいまでになります。
後ろ乗せタイプは2歳くらいから6歳未満まで。
体重で言うと20~22kgくらいまで。
(荷台の最大積載量とチャイルドシートの重さによります。)
ここに来て気づいたこと。
年長って誕生日来たらもう二人乗りできないじゃん!!
これは幼稚園ママの悩みですよね。
うちの子、早生まれでよかった(笑)
後ろ乗せのチャイルドシートはヘッドレストがあるタイプが絶対おすすめ!
こんなの。
万が一転倒した時はヘッドレストがクッションになるし、
ちょっと遠くへ出かけた時とか子どもが寝てしまった時はとても助かる。
子どもの頭が重くてカクカクしちゃんだけど、ヘッドレストとシートベルトがあれば安定します。
それと、雨が降ったとき。
レインカバーはヘッドレストで支えられる感じなので重要。
ヘッドカバーがないチャイルドシート用のレインカバーもあるみたいだけど。
あとは、ヘッド部分に子どもの幼稚園リュックなどをかけることもできるので、どうしても荷物が多くて前かごに入らない時は便利です。
ヘルメット
13歳未満の子どもが自転車に乗るときは必須です。
しっかりフィットするものを選んでください。
クッション
岡山だけかな?
歩道の段差がひどいのでおしりが痛いです。
パンクの頻度も高い!
100均で大丈夫です。
ブランケット
後ろで座っているだけの子どもは意外と寒がります。
冬までには用意したいかな。
手が冷たかったり、顔が冷たかったりもするので、
ブランケット一枚あったら万能です。
子ども座席のレインカバー
色々ありますが、後ろで座っているだけではつまらないので、
せめて視界が良いものがいいと思います。
蒸れにくい構造や、反射材が付いているものがおすすめです。
うちの子が使ったのはこちら。
一度ゲリラ豪雨にあたったことがあったんですが、子どもは無事でした!
子どもは、ね。
子どもにはレインコート着せてください。
乗っている間は濡れませんが、乗せるとき・下ろすときに母が濡れているのでレインコートを着せていないと濡れてしまいます。
ママのレインコート
自転車に乗れる機能性のレインコートが必要です。
急に雨が降ることもあるので、すぐに着られるポンチョが好き。
意外な盲点
なんでも寿命があるみたい。
つい最近もパンクで自転車屋さんのお世話になったのですが、その時の点検でブレーキが割れてる?って指摘されました。
ギアもうまくかみ合わないし、走るたびにギシギシなる。
子どもを乗せて毎日のように使って5年。
どうやら寿命のようです。
お持ちの自転車にチャイルドシートを乗せる予定の方。
もしかしたらすでに寿命かも!?
チャイルドシートを買うついでに自転車も点検してもらうといいと思います。
それと、ヘルメット。
小さい頃から使っているなら、そろそろ買い替え時かもしれません。
入らなくなったらもちろん買い替えが必要ですが、実は3~5年が寿命らしいです。
あせて確認してみてください。
まとめ
自転車に子どもを乗せるときのルールは都道府県でも異なります。
チャイルドシートや自転車の取り扱い説明書も確認してください。
幼稚園ママなら子どもと一緒に乗れるのはあと1~2年だけ。
たった数年だけだけど、それも大事な思い出になるはずです!
ケガ・事故なく楽しく過ごしてください。