用水路にご注意
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岡山には用水路がいっぱいあります。
もちろん地域にもよりますが、それでも多いと思います。
危険はないのか。
なぜそんなに多いのか。
岡山の用水路について調べてみました。
用水路を地図で見てみる
岡山に引っ越してくる前、どのあたりに住もうか地図を見ながら迷っていると、地図上にある道路のような青い線に気づきました。
用水路です。
道路?って思うくらい、あちこちにあります。
用水路が多い理由
岡山は
”晴れの国”
といわれるほど晴れの日が多いです。
住んでみると、確かにそう思います。
梅雨でも、毎日雨続きじゃない。
雨の予報が出ていても、半分くらいは曇りで済んだり。
夏は日差しが強くてジリジリします。
そうなると心配なのが雨不足。
それに備えるため用水路が多いと聞いています。
用水路の様子
他県の方は、岡山の用水路を正しく想像できないと思います。
落とし穴です。
ガードレールはあるところもあれば、ないところもあります。
道が狭いのに、用水路にガードレールがない。
歩道と車道を分けるガードレールもない。
そして、岡山の車の運転は歩行者に優しくない。(車しか見てない)
怖いです。
こんなのとか
これは大きめの用水路。
深さも大人の身長くらいあります。
ガードレールがついている用水路。
隙間があるので、子供からは目を離せません。
転落事故
転落事故が多発です。
道が暗くなると、道路なのか用水路なのか見わけがつきません。
夜歩きは危険です。自転車も。そして車も。
知っている道でもです。
知らない道は本当にやめた方がいいと思います。
特に注意が必要な時
増水の時はちょっと怖いです。
台風などで雨がよく降った日は増水してます。
でもこの5年、一度もあふれたところは見たことないです。
管理がとても上手なんだと思います。
水面が上がって道路と同じ高さ近くになると、暗い時には道路と水面の区別がつきにくいので、落ちることがあるらしいです。
用水路に柵や蓋がない理由
柵がない理由はよくわかりません。
蓋がない理由は、用水路に生息している植物や生き物のためみたいです。
蓋がないので光が入って植物は光合成ができる。
植物が育てば生き物にとってもいい環境になる。
と、聞いたことがあります。
確かに、用水路にはいろんな生き物がいます。
まずは魚。
ちりめんサイズ、めだかサイズ、ししゃもサイズくらいまではよく見かけます。
大きいものだとナマズ。多分50㎝くらいあるんじゃないかな。
藻のあいだには小エビがいます。結構います。
ザリガニもいます。カニもいます。
カニは少しレアです。
カメがたまに顔を出してます。
底には貝がいます。渦巻貝が多いと思います。
用水路なので、近くに田んぼがあります。
田んぼにはカエルがよくいます。
1cmくらいの可愛いカエルもいれば、10センチくらいのもいます。
場所によっては、ダルマガエルっていう珍しいカエルもいるらしいです。
タニシがいます。大部分はジャンボタニシですね。
田んぼの畔にはバッタとか、秋にはコオロギとかいます。
とんぼも飛んでますね。普通サイズと糸トンボと。
昆虫はなにかといます。
まだまだ他にもいます。
生き物にとってはいい環境なんだと思います。
魚が大好きなうちの男子は、アミとバケツをもってよく捕まえに行ってます。
ザリガニやカニを狙うときはエサを付けた割りばしで釣っています。
そして数日飼って、逃がしてはその繰り返しです。
今飼っているのはザリガニと魚。エビは新入りです。
貝を一緒に入れておくと、食べ残しなどの掃除をしてくれるそうです。
まとめ
用水路は大きくて深くて多いです。
歩行者だけでなく自転車、車も注意が必要です。
自然を大切に。人命も大切に。
写真提供:うちの男子