子どもと岡山と

岡山に来て経験したこと。誰かの役に立ったらいいな。

小学校の給食

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学校って毎日こどもが行っているけど、
保護者にとってはわからないこと、結構あります。

 

学校生活の中のほんの一部だけど、給食について分かったことをまとめました。

給食の食材の産地

岡山は桃やブドウが有名です。
そのほかにも、野菜、果物がたくさん採れます。

 

岡山産のお米もしっかりあります。

 

学校の給食は、岡山や近くの四国中国地方産の食材をたくさん使ってます。
産地については、市がホームページで紹介しています。

岡山市学校給食の食材|岡山市|子育て・教育|小学校・中学校

 

例えば、今月の産地についてはこんな感じ。

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このリストの食材は市でまとめて購入して、それ以外に必要な食材があればそれぞれの学校の献立に合わせて学校が購入する、という流れだと思います。

なので、給食にはこのリストには載っていない食材も出てきます。
リストにある食材でも、予定が変わって産地が変わることもあります。

 

それでも、ここまでしてもらっていると大部分は把握できるので助かってます。

 

学校の給食室

うちの子たちが通う学校では、給食は学校内の給食室で作っています。
お昼あたりに学校の近くを通ると、”給食のにおい”がします。

 

毎日出来たてが食べられるのは嬉しいですね。

 

保護者向けの試食会

年に1回くらいのペースで保護者対象の給食の試食会があります。
学校によるかもしれませんが。

申し込み

事前に学校から試食会の案内のプリントが渡され、参加する場合は参加にチェックをいれて学校に返信します。
参加は希望者だけです。30人くらいまでだったと思います。
参加するときは、給食の実費を払います。
保護者一人230円くらいだったと思います。

 

給食の内容

試食会の当日は実際に子供たちの学校のある日で、
こどもたちと同じ献立を食べました。

流れ

まずは、給食の栄養士の先生のお話。
食中毒予防のための給食室の消毒や食材の扱い方とか。

 

給食は自分たちのこどもと一緒に食べるのではなく、保護者用の部屋で食べました。
合宿か就学旅行で空いていた教室でした。

 

全員分の給食が入った鍋?を給食室から教室まで運んで、配膳。
配膳の残りは、残らないように先生がお替りを促してくれてました。

思ったこと

1度しか参加していませんが、参加できてよかったです。
やっぱり実際に食べてみないとわからないことっていっぱいあるなって思いました。
給食の一人分の量、味付け、味の濃さとか。

 

給食の食材は、嫌いな子でも食べやすいように、家庭で食べるときよりも細かく切ってあるように思いました。

 

給食室から給食を運ぶのは、意外と大人でも重かったな。

 

献立ランキング

これは1年に1回くらいだと思います。

子供たちの人気メニューについて、ランキングが給食だよりで知らされます。
レシピもついていたような気がします。

1位は、豚キムチだそうです。

私が子供の頃は、ぶっちぎりでカレーだったのに。時代を感じます。

 

献立表

毎月、メニューと使用食材を書いた献立が事前に配られます。
そこには、季節にちなんだ食材や料理の豆知識、レシピが載っていたりします。
給食を通して、食育になって良いと思います。

 

アレルギーなどの特別対応

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詳しくはわからないのですが、アレルギー対応もしてくれているようです。

 

学校で対応できる食材についてはアレルギー食材対応の給食もあるのかな。

 

アレルギーのある子供には、献立よりももっと詳しく書いてあるリストがもらえると聞いています。

食材の名前だけじゃなくて、どのくらいの量が入っているか書いてあるそうです。
これには病院の診断書などが必要です。

 

食べられない食材について残すという対応も寛大です。
これはアレルギーだけでなく、好き嫌いでもです。
もちろん好き嫌いに対しては、食べられるように声をかけてくれているようですが、無理強いはしません。

 

初めから食べられなとわかっているメニューは配膳しないという対応もしてくれます。
 配膳しないことによって、食べられる子がお替りできるようになります。

 

給食は衛生上の問題から残ったものは廃棄です。
好き嫌いで残してしまうより、食べたい子が食べて食べ残しを減らすという取り組みは良いと思いました。

 

アレルギー食材の品目数が多い子や対応が大変な子は、弁当を持って行くこともできます。
このケースでは給食費の支払いは必要ないようです。
ただその場合、弁当の管理は子供に委ねられます。
夏などは保冷剤を入れるなどの、対応が必要かと思います。給食の時間近くに保護者が届けてくれる子もいるようです。

 

一部給食、一部弁当も可能です。
でもこの場合は、給食費の支払いが必要になるようです。

 

アレルギーが敏感な子は配膳係を免除してもらえたりもあるみたいです。
うちの子のクラスの子は、配膳は難しいので子どもたちの机を拭く係をしていると聞いてます。

 

他の学校やクラスで同じような対応をしてもらえるかはわかりません。
ただ、こういう対応もできるという一例として参考になれば幸いです。

 

まとめ

地産地消を心がけて、給食から食育にもなっています。
アレルギーに対して柔軟に対応してくれていますが、学校や担任の先生によるところもあると思います。

 

心配なことは、担任の先生や栄養士の先生に相談してみてください。対応は違うかもしれませんが、一緒に考えてくれます。

 

給食について不安がある方や対応にお困りの方は、いくつか学校を当たってみるものよいかもしれません。