小学2年生の算数で竹尺を使う理由
スポンサーリンク
毎年何かと学用品が必要な小学生。
2年生では、絵の具と竹尺を用意するように言われました。
竹尺は2年生の5月終わりあたりから使い始めました。
今年はコロナに影響で休校があったので、もしかしたら通常なら4月から使うのかも。
今の時代、なんでわざわざ竹尺なんだろう?
って思ったので今日はそのあたりのお話です。
竹尺とは
こちらです。
竹で出来た定規のようなものです。
定規ではなく、ものさしです。
定規とものさしの違い
ご存知の方も多いと思いますが、
定規は線を引くためのもの。
0(ゼロ)の目盛りの前に少し余白があります。
ものさしはものの長さを測るためのもの。
端に余白はなく、すぐに0(ゼロ)の目盛りがふられています。
測りたい物にピッタリくっつけて長さを計るそうです。
竹尺を使う理由
2年生では、物の長さを測る勉強をします。
なので、線を引く定規ではなく、長さを測るものさしを使います。
竹尺の特徴は、目盛りがないないことでしょうか。
いや、目盛りはあるんですが、数字が書かれていません。
あるのは、目盛りの線と、黒と赤の点。
数字がないと不便に感じますが、それも授業で竹尺を使う理由の一つのようです。
数字がないので、自分で目盛りを数えて測る。
そうすることで目盛りの数え方が身に付くそうです。
そして自分で数えて長さを測ることで、長さの感覚も身に付くそうです。
なるほど~
竹尺の授業で用意するもの
竹尺はもちろんなのですが、あわせてカバーも用意するように言われます。
竹尺は長くて角が角ばっているので、少し危険。
なのでカバーを作るように、とのことです。
買ってもいいんだろうけど、売ってないんじゃないかな?
って思って我が家では手作りです。
竹尺の購入先
学校で一括購入してくれます。
150円だった気がします。
ただ、先日100均で売っているのを見かけました。
大差はありませんが、100均に行く予定があればついでにそこで買うのもありなのかな?
竹尺カバーの作り方
堂々とご紹介できるものでもないのですが、簡単に出来たので書いちゃいます。
子どもが小さい時に保育園で使っていた掛けられるハンドタオル。
卒園してから使わなくなっていたので、こちらを再利用しました。
まずは、ハンドタオルを半分に切ります。
正方形のように見えて若干長さが違います。
竹尺は30cmなので縫い代を入れて31cm以上の長さがとれるように切ってください。
こんな感じ。
こちらは右側を切っています。
次にこれを半分に折ります。
柄がある方を内側に折ります。
写真ではわかりやすいように下側を少し開いてますが、作るときは上側も下側もしっかり重ねてください。
写真のように折ったら、縫い代1cmくらいで左側と下側を縫います。
下の写真の黄緑色の糸が置いてある部分が縫うところです。
こんな感じで縫えたら、上側が開いているので、そこから裏返して出来上がりです。
ハンドタオルを半分に切るだけなので、ほつれの心配は切ったところだけ。
切ったところも内側に折り込まれるので、特にほつれ防止もしませんでした。
2年生の少しの期間しか使わないので、このくらい出来てれば十分かな。
って思ってます。
上の子が2年生の時には、もう少し手の込んだカバーを作ったけど、
(って言っても口に紐を付けただけですが。)
面倒くさがってカバーに入れないし、気づけばどこかに行ってしまった。
そんな存在だったので、簡単に作れるものにしました。
今回のカバーは口が閉まらないので、すぐに出てきてしまうのですが、
口を下にしなければ大丈夫。
取り出すときも簡単なのでこれでいいかな。
ってちょっと自信作です。
よかったら作ってみてください。
まとめ
勉強は、生活の中で必要なことを学ぶもの。
感覚で覚えるっていいことだと思います。
竹尺なんて、お祖母ちゃんが使っていた思い出しかなかったけど、子どもの算数を通して改めて良さを感じました。
竹尺を通して長さの測り方だけでなく、こういった背景も教えてもらえるともっと楽しく学べそうです。