つまずき始めた中学英語 実際に使った問題集と勉強法の紹介
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最近では、小学校から英語の学習が始まっていますが、勉強と言うより会話を楽しむことを目的としている感じがします。
親世代がしてきた「英語の勉強」のような学習はやっぱり中学生になってから。
小学生のうちは雰囲気で何とかなっていた英語も、中学になると難しく感じる子もいいのではないでしょうか?
今回は中学1年生の英語の勉強法を、我が子と一緒に模索した記録です。
教科書を使う
まず基本。
教科書を使って勉強します。
本文を読んで訳して、単語や文法を確認して…
と、一通りやりました。
定期テストは教科書からでるので、やはり教科書は外せません。
問題集を使う
どの参考書がいいかな?って調べてたら、
「中学生が使うべきは問題集。参考書は説明が書いてあるだけ。説明を読むより実践が大事」
みたいな名言を発見。
確かにね。
やり方が分かったところで、実際にやってみないと試験では問題解けないよね。
中1の英語なら、親の私にも説明できる(はず)だから、参考書より問題集を買おう!
と言うことで、問題集を探すことにしました。
学研ニューコース 中1英語
実際に書店に足を運んで問題集を全部見比べて、一番いいって思ったのが「学研ニューコース 中1英語 問題集」。
Amazonや楽天ブックスで試し読みできるのでよかったら見てみてください。
中はこんな感じ。
左右のページで1セットになっていて、初めに簡単に説明があって、あとは問題を解くスタイル。
このページの問題は、「とりあえずやってみよう」って感じで、分からなければ左上の説明を読みながら解く感じで進めました。
次のページは、
こんな感じで、今やった内容のテストが出てきます。
ここは、説明を見ずに自分の力で解いて、どのくらい理解できたか確認する感じで使いました。
普段の学習はここまで。
こんな形式が数ページ続いてから、その単元全体のまとめのテストが出てきます。
ここはまだ解かずに、テスト前に解くようにしました。
これで、ひとつのユニットの学習が終了です。
この問題集のいいところは、問題が充実しているところ。
しっかりと数をこなすことで、反復しながら身につきます。
数が多いので、いろんなパターンを見ることが出来ます。
ちょっと多く感じるかもしれませんが、見開きでひと段落なので、「ここまでは頑張ろう」って頑張れます。
説明の情報量も多すぎず少なすぎず。
多すぎると逆に混乱してしまうし、少なすぎると知らないパターンが出てきた時に対応できないので、ちょうどいい量になってます。
そしてカラー。
単色は見ていてつまらないし、ますますやる気がなくなってしまう。
カラフル過ぎても、何が要点か分からない。
良くない点は…、と言うより合わないタイプは、学習を後回しにして溜めてしまう人かな?
問題の数が多めなので、テスト前に始めても時間がかかってしまって、テスト範囲すべてを解くことが出来ません。
普段からちょっとずつ、もしくは計画的にテスト勉強を始めないと厳しいかもしれません。
中1英語をひとつひとつわかりやすく
上の問題集ともう一つ迷ったのが、こちら。
これも口コミがよくて、説明も分かりやすく、イラストもあって楽しく勉強できる感じです。
気になったのは、内容が少し薄い点と、問題量が少ないところ。
「最低限ここだけは押さえておきたい」ってところをしっかりカバーしてある感じです。
分かりやすく簡潔に説明があるので、一人で読むだけでも十分理解できるようになっています。
英語が苦手な子や、一人で勉強する子に向いていると思います。
ある程度理解できる子には少し物足りないかも。
実際に使ってみて
我が家でお世話になったのは「学研ニューコース」の方ですが、分かりやすかったです。
学校では聞き逃してしまったところや理解できなかったところも、単元の始めに簡単にまとまっているので、苦労しながらも解くことが出来ました。
学校の授業をしっかり理解していないと、一人ではつまずく部分が出てくると思います。
そこを誰かがカバーしてあげられるなら、この問題集がちょうどいいかな?
それが難しいなら、説明がもう少ししっかり載っている「ひとつひとつ~」の方がおすすめです。
基本的には満足していますが、逆に困った点は、
「学校の教科書用の問題集ではない」というところ。
出てくる順番や内容が教科書と若干違うんです。
それぞれの学校で使われている英語の教科書に対応している問題集のページが書いてある表が別紙で付いてくるのですが、なんとなく違うところがあります。
順番が違ったり、単元のくくり方がちがったり、最悪の場合は載っていません。
うちの子の学校で使っている教科書は「one world」なんですが、中学1年生で未来形が出来てきます。
でも、この問題集には出てきません。
中2の範囲になっているようです。
中1~3まで購入してしまえばどこかに載っていると思うのですが、とりあえずこどもに合うか分からなかったので、中1の問題集しか買っていませんでした。
なので、試験範囲が載っていなくてちょっと困ってしまいました。
それと、単語を直接問う問題はなかったです。(私が見た限りでは)
単語の意味やスペルなどは、別に勉強が必要だと感じました。
アプリで使う
単語のスペルを覚えるのに苦労しました。
ローマ字とは違う英語のスペル。
ついつい母音を書いてしまったり、 L と R の使い分けなどが難しい様子でした。
地道にコツコツ勉強するしかないのですが、それではやる気がなくなってしまうので、アプリを使いました。
中1英単語
使ったアプリは「中1英単語」。
ゲームのような要素はなく、ひたすらスペルを答えて、点数をつけていくスタイルです。
点数が上がると少しやる気が出ます。
単純ですが10問ずつという区切りがちょうどいい。
隙間時間に出来るので使いやすい。
mikan
こちらのアプリもおすすめです。
こちらのアプリでは教科書を選択できるので、教科書に合わせて効率よく学習できます。
が、教科書の単語については有料です。
学校の勉強だけでなく、英検やTOEIC、日常会話などの単語を学習できるのでよかったら一度見てみてください。
無料で利用できるものもあります。
ワークブックを使う
問題集を購入した後、子供から衝撃の事実を告げられました。
なんと学校から貰っているワークブックがあるらしい。
問題集、買わなくて良かったんじゃん!!
ワークブックは教科書に対応しているので、範囲は全て網羅してあるし、順番や内容も教科書と同じなのでとてもわかりやすい。
しかも単語の意味や綴りの問題も載っていて、めちゃめちゃいい。
英検に向けた勉強は代わりになる?
せっかく英語の勉強をするなら、英語検定を目標にしてみたらどう?
って思ったのですが、テスト勉強には向かないと思いました。
英検の問題は選択肢を選ぶ形式なので、全文を訳したり、スペルを覚えたりという学習ではありません。ここから試験に挑むのは難しいと思います。
逆に、試験後記憶が新しいうちに英検を受けるのは、効率的でいいと思います。
まとめ
結局のところの勉強方が良いかと言うと人それぞれですが、私としては、教科書を読んで、ワークブックを解く。これがやっぱり基本で大事だと思います。
テスト勉強用なら教科書にリンクしている問題集が一番分かりやすくて効率がいいです。
複数の問題集を解いて理解を深めるのもいいですが、まずは基本として1冊を理解するまでやり込む方がいいと思います。